緊急地震速報(警報)の長周期地震動対応について

2023年2月1日から、緊急地震速報(警報)の発表基準に「長周期地震動階級3以上を予想した場合」が追加されます。
気象庁サイト https://www.data.jma.go.jp/eew/data/nc/lpgm_start/lpgm_start.html
※ホームサイスモの緊急地震速報(予報)の長周期地震動対応については現時点で未定となります

長周期地震動は、大きな地震で生じる、ゆっくりとした大きな揺れ(周期が長い揺れ)のことです。
高層ビルや免震構造の建物で、地震波の周期と建物の固有周期が一致すると、共振して長周期地震動が発生します。

ホームサイスモは緊急地震速報(警報)でも発報可能なため、下記いずれかの設定にしている端末は長周期地震動で発報する可能性があります。

  • 緊急地震速報(警報) もしくは 緊急地震速報(予報)で音声発報・接点出力動作を行う 【初期設定】
  • 緊急地震速報(警報)で音声発報・接点出力動作を行う

なお、下記の設定では長周期地震動では発報せず、従来と変わりません。

  • 緊急地震速報(予報)で音声発報・接点出力動作を行う

※設定は端末設定画面にアクセスしてご確認ください

ホームサイスモでは、警報は発報のトリガに使用するのみで、ガイダンスの内容は予報に基づくため、下記のような可能性が出てきます。

例)長周期地震動により緊急地震速報(警報)が端末設置エリアに発表されたため端末が発報したが、短周期の震度階級では震度3であったため、ガイダンスでは震度3とアナウンス。

ホームサイスモが受信している緊急地震速報では、警報が長周期地震動によって発表されたものかの判断がつきません。
そのため「端末の動作履歴」では今までと変わらず、「警報が発表された」ということのみの表示となり、短周期によるものか長周期によるものかは表示できません。

よって下記対応を行います。

HomeSeismoユーザページログイン後の「緊急地震速報の受信履歴」ページにて「警報」の項目を追加。
緊急地震速報(警報)が発表された場合、短周期、長周期、もしくは両方が発表されたのかが表示される。

今後ともホームサイスモをよろしくお願いいたします。

このページのトップへ